ディスクブレーキ ローター面修正機 ローター面修正機とは
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1回目加工開始

ローター外周から中心に向かい修正加工を開始しました。

外周側は既に加工が終わった加工部で、

内側がこれから加工される未加工部です。

1回目加工終了

 1回目の加工を終了しましたが、中央部に未加工部が残りました。
その未加工部はバイト側が広く、反対側は殆ど有りません。
 これだけ歪んでいたということです。
 このローターは0.05mmと比較的歪みが小さかったです。
この程度ですと、キックバックは起きないでしょう。
 実はパッドが無くなっても乗っていたので、裏面は傷だらけのローターです。

2回目加工開始


2回目の加工は中心部から外周に向かって行います。
 バイトの切り込みは1回目の加工終了時プラス0.05mm。
 そのまま、自動送り方向を変えるだけです。
 徐々に未加工部が無くなっていきます。
 1回目の加工でローター面精度は出ています。
 これが双方向研磨の高精度につながります。
  
大変、好評です

2回目加工途中

 2回目の加工途中です。
 既に未加工部が無くなり面精度が出ています。

加工終了後の精度確認測定

 2回目の加工が終了し、ダイヤルゲージで精度を測定しています。
 測定方法はローターを回転させて同心円の歪みと、ローターを手送りして中心線方向の歪みを測定します。
 双方ともほぼ0.01mm以内です

1号機